エレクアライズでは社内のコミュニケーションツールとしてSlackライクなOSSのコミュニケーションツールである Mattermost を使用しています。
Mattermost のいいところは・・・
- OSSなので無料で使用できる
- メールのようにあいさつ文など書く必要なくLineのように気軽にコミュニケーションがとれる
- チャンネルという概念があるので話題がまとまっていて後から話を追いやすい
- 画像やファイルを投稿できるので他のユーザーと簡単に共有できる
- コード整形機能があるのでプログラムのコードを他のユーザーに確認してもらうときなど便利
- ダイレクトメッセージ機能や非公開チャンネル機能があるので特定ユーザーとの秘密のトークもOK
などなどとっても便利な機能が満載です!
もちろん ChatOps な機能も搭載されているので、外部サービスのAPIと連携したりbotを組み込んだりとなかなか夢がひろがります^^
そんな Mattermost を 弊社では Docker コンテナで運用しているのですが、今日は Docker で Mattermost を立てる手順をご紹介します。
今回の手順では、データの永続化を Busybox を使用したデータ永続化用コンテナを使用しています。
- Mattermost のデータ永続化用コンテナを作成
Mattermost のデータを永続化するために Busybox を使用してデータ永続化用のコンテナを作成します。
1-1. Dockerfile を作成
任意のディレクトリに以下の内容で Dockerfile を作成します。
1-2. Docker イメージを作成
カレントディレクトリを1-1で作成した Dockerfile のディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行して Docker build を実行し Docker イメージを作成します。
1-3. Docker コンテナの起動
1-2で作成した Docker イメージを使用して以下のコマンドを実行し、Docker コンテナを起動します。
これで Mattermost のデータ永続化用コンテナが起動できました。 - Mattermost のコンテナ作成
Mattermost 本体のコンテナを作成します。2-1. Docker コンテナを起動
Dockerhub に公開されている Docker イメージを使用して Mattermost のコンテナを起動します。
起動時のオプション[–volumes-from]で 1 で作成したデータ永続化用コンテナを指定しているところがポイントです。
[オプション解説] ・–restart=always :ホストPC再起動時などコンテナが停止した際に自動的に再起動させる
・–name :コンテナ名(任意の名称)
・–volumes-from :永続化対象のコンテナ名
・-d :バックグラウンド起動
・–publish :ホストPCとコンテナのポートをマッピング。(ホストPCのポート:コンテナのポート)これで Mattermost 本体のコンテナが起動できました。
Mattermost が正常に起動しているかブラウザで[http://<ホスト名>:8065]にアクセスしてみましょう。
こんな画面が表示されれば無事Mattermostが起動されています!
以上となります。
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